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2011年11月21日

おかえし

おかえし  「おかえし」   村山桂子作   福音館 ある日、たぬきの家の隣へきつねが引っ越して来ました。 きつねの奥さんが引っ越しのあいさつに来ました。 「こんど、隣に越してきたきつねです。」 きつねの奥さんはかごいっぱいのいちごをさし出しました。 「これは、これは、ごていねいに…」 たぬきの奥さんはよろこんでかごを受けとりました。 「それじゃ わたしも なにかおかえしをしなくちゃ」 たぬきの奥さんは、かごにたけのこを入れて、き..
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2011年11月07日

からすのパンやさん

からすのパンやさん.jpg 「からすのパンやさん」  加古里子/絵と文 偕成社 いずみがもりにあるからすのパンやさんのおうちに、四羽の赤ちゃんが生まれました。四羽が元気にどんどん大きくなると、泣いたり騒いだりいたずらしたり。そんなこんなで、子育てに忙しくなったパンやのおとうさんとおかあさんが焼く、売れないこげたパンや半焼きパンがからすのこどもたちの間で評判になると、パンやさんのお店はうえをしたへの大騒ぎ! こどもたちに大人気のこの絵本には、たく..
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2011年10月31日

おつむてんてん

おつむてんてん   「おつむてんてん」    ふくちのぶお作    福音館書店(こどものとも012) 「ねこにあったら・・・おつむてんてん こんにちは!」 「おつむ てんてん」「おくち ちゅうちゅう」 ネコ、クマ、おさる、カエルなど、いろいろな動物が登場するたび「こんにちは!」という前に楽しい しぐさをする絵本です。 4歳の息子(ダウン症のため、発達がゆっくり)が何回読んでも飽きずに、動物たちの真似をして遊ぶお気に入りの一冊です! ..
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2011年10月31日

自己紹介 大村由実さん

はじめまして。えほん文庫の大村由実と申します。 2007年より、浜松市北区三方原で自宅の一部を開放して、絵本の貸し出しや、おはなし会、様々な子連れOK講座、音楽コンサートなどを開催しています。 この度、ご縁があって、「ぴっぴのおすすめ図書ブログ」に絵本のご紹介をさせていただくことになりました。4歳の息子(ダウン症のため、発達がゆっくり)が気に入っている絵本や、えほん文庫で人気の高い本、またお話会で読んでお子さんたちの反応の良い絵本などをご紹介させていただきます! 絵本が..
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2011年10月20日

おつきさんどうしたの

おつきさんどうしたの.jpg 「おつきさんどうしたの」 E.M.プレストン文 B.クーニー絵 岸田衿子訳 岩波の子どもの本 子どもの視点や感覚を忘れないで持っている作者の文を詩人の訳者がリズムが良く読んでいて楽しい訳をした安心感のある行きて帰りし物語。 画家クーニーのクラシカルで雰囲気のある絵がお話の世界へやさしく誘ってくれます。 表紙にはレースのカーテンの向こうのまんまるなお月さまを見上げている一匹のがちょうのちびさん。満月の夜の不思議な力のせい..
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2011年07月05日

まほうの馬

まほうの馬 「まほうの馬−ロシアのたのしいお話−」     A・トルストイ、M・ブラートフ文     高杉一郎、田中泰子訳       岩波書店 本のタイトルになった「まほうの馬」、表紙の絵の「ネコとキツネ」、ロシアの魔法使いバーバ・ヤガーの登場する「わるいガチョウ」など、ロシアの民話が12話楽しめます。 “ばかのイワン”や“かしこいワシリーサ”といった人間たちのほかに、ずるがしこいキツネやまぬけなオオカミ、クマなど寒い地域の..
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2011年04月12日

おなべおなべにえたかな?

おなべおなべにえたかな?    「おなべおなべにえたかな?」        こいで やすこ・さく        福音館書店 かまどにかけられた大きなおなべがおしゃべりするのです。 そんなおなべがあったらいいな! おおばあちゃんにスープのばんを頼まれた、きつねのきっこと、いたちのちいとにいはおおはりきり。 「おいしくなあれ」とバターをぽんと入れ、おなべに「おなべおなべにえたかな?」と聞きます。 「にえたかどうだか..
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2011年03月02日

どろんこハリー

どろんこハリー    「どろんこハリー」     ジーン・ジオン 文     マーガレット・ブロイ・グレアム 絵     わたなべ しげお 訳     福音館書店 「ハリーは、くろいぶちのある しろい いぬです」とはじまるこの絵本の主人公・ハリーは、お風呂に入るのが嫌で、ブラシを裏庭に埋めて逃げ出します。そして、「くろいぶちのある しろい いぬ」なのに「しろいぶちのある くろい いぬ」になるほど、どろんこになって帰ってきます。そんなお風呂嫌いでど..
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2011年01月29日

ねこのくにのおきゃくさま

ねこのくにのおきゃくさま   「ねこのくにのおきゃくさま」   シビルウェッタシンハさく    まつおかきょうこやく   福音館書店  冬ごもりをしてしまいたいこの頃、南国らしい、色彩豊かな絵本はいかがですか? これはスリランカの絵本です。 「うみをこえたはるかかなたに、ねこのくにがありました。」 こんな文章で始まる最初のページ。見開きいっぱいに、ねこの国の人たちが暮らしている様子が描かれています。 木には..
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2010年09月07日

ゆうちゃんのみきさーしゃ

ゆうちゃんのみきさーしゃ  「ゆうちゃんのみきさーしゃ」   村上祐子・文   片山健・絵   福音館書店 ゆうちゃんがおやつに食べたお菓子の缶とコップがミキサー車に変身! 楽しい歌を歌いだします。  ぼくは ゆかいな みきさーしゃ  なんでも おなかに ぶちこんで  ごろごろ まわせば たちまちに  すてきな おかしが できあがる そこで、ゆうちゃんはミキサー車の運転席に乗り、お菓子の材料をさがしにでかけます。 たのもしいミキサー車と一緒ならば、薄暗い秘密の..
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2010年08月17日

わたしとあそんで

わたしとあそんで 「わたしとあそんで」  マリー・ホール・エッツ ぶん/え  よだ・じゅんいち やく   福音館   気持ちの良い朝に女の子が一人で原っぱに遊びに行きます。 「あそびましょ」と、女の子が声をかけた相手は、朝ご飯を夢中で食べているばったさん。気持ちよさそうにひなたぼっこしているかめさん。かえる、かけす、うさぎと、次々に「あそびましょ」と誘うのですが、だれも相手にしてくれません。へびも大急ぎで穴の中へ入ってしまいました。 つまらなくなっ..
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2010年08月03日

世界のあいさつ

世界のあいさつ 「世界のあいさつ」  長 新太 さく   野村雅一 監修   福音館 「おはよう」、「ありがとう」、「いただきます」、普段、当たり前のように言っているあいさつ言葉。おじぎをしながらていねいに言っているのは、もしかしたら日本人だけ?外国ではどんなあいさつをしているのでしょう。 そんな疑問にぴったりの本です。 世界のあいさつをイラスト入りで紹介しています。 中国の漢族の人たちは両手でにぎりこぶしをつくり、胸にあてる(強そうでかっこいい)。 モンゴル..
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2010年07月31日

かばくん

かばくん   「かばくん」   岸田衿子 文   中谷千代子 絵   福音館書店 いよいよ夏休み。 動物園に出かける方もあるかもしれませんね。 今回紹介するのは、動物園に暮らす”かば”を描いた絵本です。 赤い表紙が目を引く1冊。 浜松市立図書館で乳幼児おすすめリストに入っていてどこの図書館にも置かれているのでご存知の方も多いかもしれません。 表紙ばかりでなく中のページも全て、中谷氏の絵が見開きの大画面に彩られています。 「どうぶつえん..
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2010年06月29日

はちうえはぼくにまかせて

はちうえはぼくにまかせて 「はちうえはぼくにまかせて」  ジーン・ジオン さく  マーガレット・ブロイ・グレアム え  もり ひさし やく  ペンギン社 なんでも好きなことをしてもいいと言われたら、なにがしたいですか? あれもこれもと、迷ってしまいますね。 この本はお父さんに、「なつやすみはどこへもいけないからなんでもすきなことしていい」と言われた男の子、トミーのおはなしです。 トミーはバカンスに出かけるご近所の鉢植えを預かり、お世話をすることを考えつきます。 も..
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2010年03月24日

ちいさいおうち

ちいさなおうち 「ちいさいおうち」 バージニア・リー・バートン/作 いしいももこ/訳 (岩波書店) むかしむかし、ずっといなかの静かなところにちいさいおうちがありました。 ちいさいおうちは丘の上にたち、季節がめぐる様子や、その美しい景色をじっとながめていました。 ところがある日、ちいさいおうちの前に広い道路ができました。 自動車が行き交い、多くの人々が住むようになり、やがて高いビルがちいさいおうちをすっかり取り囲んでしまいます。 時が流れ、すっか..
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2009年11月09日

ぼくのぱんわたしのぱん

ぼくのぱんわたしのぱん 「ぼくのぱんわたしのぱん」 神沢利子 ぶん 林明子 え 福音館書店 パン屋さんに並んだおいしそうなパン。ぼくたちも作ってみよう!でもパンってなにからできるの?パンの生地ってどうやって作るの? この絵本では、子ども3人がパン作りに挑戦する様子が描かれています。でも難しい本ではありません。分かりやすくてリズムのある文章と、楽しくて可愛らしいイラストで、パンの材料から料理手順まで簡単におもしろく説明しています。 ..
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2009年11月02日

かみひこうき

かみひこうき   「かみひこうき」    小林 実 ぶん    林 明子 え    福音館書店(かがくのとも傑作集) 秋の足音が聞こえてきましたね。 まだまだ外で遊びたい時期には、こんな絵本と一緒に 紙飛行機で楽しく遊んでみませんか? ページをめくると、いろんな形の紙飛行機が並んでいます。 次に、それぞれの飛行機の飛び方が言葉少なに、大きな絵と共に書かれています。 今度は、折り方。 よくある折り紙の本とは違いこの本では、既に作られた紙飛行機を..
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2009年10月22日

アンガスとあひる

アンガスとあひる   「アンガスとあひる」    マージョリー・フラック 作・画    瀬田 貞二 訳                        犬を飼ったことのある人なら、この絵本がきっと好きになります。飼ったことない人でも、“たぶん実際犬はこう考えている”といったことを知ることができるので、犬好きになるかもしれません! 絵もお話もリアルに描かれているので、誇張するよりも犬の可愛さがとてもよく伝わってくる作品です。 また犬を飼いたいと思わせてくれました。 ..
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2009年09月07日

ふるやのもり

ふるやのもりふるやのもり 瀬田貞二 再話 田島征三 画 福音館書店 昔のお話、ある村のはずれにじいさんとばあさんが住んでいた。 二人は、りっぱな子馬を育てていた。 雨が降るある晩に、その子馬を盗もうと馬どろぼうと子馬を食べようとしたおおかみが うまやに こっそり ひっそり かくれていた。 そうとは知らないじいさんとばあさんは、「一番こわいものはなんじゃ。」と話していた。 じいさんとばあさんのこの世で一番こわいのは、馬どろぼうか、おおかみか。 それとも、もっとこ..
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2009年07月18日

どろだんご

どろだんご「どろだんご」  作 たなか よしゆき 絵 のさか ゆうさく 誰でも幼いころに何回も経験したことがあるどろんこ遊び。 始めは尻込みしていた子どもでも一度やりだすと、その魅力に引き込まれ、楽しむ姿が見られます。 この本は、そんなどろんこ遊びの楽しさを存分に伝えてくれる絵本です。 土を掘った穴に水を入れ、どろんこを作るところから絵本は始まります。 “べちゃべちゃ”“にゅるにゅる”した感触を楽しみながら、形を自在に変えるどろんこをいろいろな物に見立てるどろ遊び..
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2009年05月02日

きつねのおきゃくさま

iconicon 「きつねのおきゃくさま」  作:あまん きみこ  画:二俣 英五郎
(有名な絵本なのかもしれませんが)かなり驚かされました! 僕は小さな頃から絵を描くことが好きで、今でも落書きのような絵を、部屋で一人描くことがあります。 ちょっと得意だ!という気持ちもあるので、どうしても少しリアルに描いてみたくなって、描くもの描くものどこかホラー漫画のようになってしまいます。 そんなホラータッチにもかかわらず、いつか絵本をつくることが僕の夢です。(現在子どもが..
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2009年03月05日

たんぽぽ

たんぽぽ   「たんぽぽ」      平山和子文・絵     福音館書店 誰でもたんぽぽの花は見たことがありますよね。どんなところで見ましたか。道路の隅やコンクリートの間から咲いていることもあります。たんぽぽの花は黄色ばかりではなく、白色もあります。冬の間、冷たい風から身を守るために低くしていた葉も、暖かくなると新しい葉を出して起き上がります。春の晴れた日に蕾が開き始めて花が咲き、夕方の日が陰るころに閉じてしまいます。雨の日も蕾を守るように閉じたままになっています..
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2009年02月07日

あな

あな  「あな」        谷川俊太郎 作     福音館 ひろしは、あなをほりはじめた。 お母さんが来ても、妹が来ても 友だちが来ても、お父さんが来ても あなをほり続けた。 ほったあなの中でひろしは思った。 「これはぼくのあなだ。」 シンプルだけど何度も読んでしまう絵本です。娘のお気に入りの一冊。娘の通っていた幼稚園は、園児数が少なかったため、年齢差なくみんながお友達という環境でした。子どもたちのお気に入りの遊びは園庭での穴ほり。あっちでもこっち..
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2009年01月11日

ふしぎなたいこ

ふしぎなたいこ 「ふしぎなたいこ」 石井桃子 文 清水 崑(こん) 絵 岩波書店 
三つの日本の昔話が、石井桃子さんの易しく、また優しい文章でつづられた本です。 表題名にもなっている「ふしぎなたいこ」は、叩くと、鼻が高くなったり低くなったりする不思議な太鼓を持っていたげんごろうさんのお話です。 本当は人を喜ばせるためだけにしか使ってはいけない太鼓なのですが、ある日げんごろうさんは、「人間の鼻がどのくらい伸びるものか?」という、自分の好奇心のために太鼓を使ってしまいます..
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2009年01月05日

ふくろうくん

ふくろうくん  「ふくろうくん」   アーノルド・ローベル/作    三木卓/訳   文化出版局 外は雪だらけの冬。ふくろうくんは自分の家の暖炉のそばでバタつきパンとお豆の入った熱いスープを食べていました。玄関で大きな音がするのでドアを開けましたが誰もいません。きっと“冬”が暖炉にあたりたくて戸を叩いていたのだろうとふくろうくんは思います。そして、ドアを開けて「さあ、ふゆくん おはいりよ。はいってちょっとあったまったらどう。」ところが大変!すごい いきおいではいってきた..
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2008年11月08日

くんちゃんのだいりょこう

くんちゃんのだいりょこう 「くんちゃんのだいりょこう」  ドロシー・マリノ 文・絵    石井桃子 訳      岩波書店   くんちゃんは、元気いっぱいの子ぐま。冬のある日、お父さんお母さんと散歩をしていました。「さむくなってきたねえ」とくんちゃんが木の上の鳥に声をかけると「だからあたたかい、みなみのくにへとんでいくんです。」と答えます。くんちゃんは、飛び立った鳥たちを見送って、南の国がどんなところなのか行ってみたくなりました。「ぼくも みなみのくにへ いっていい?」と聞くと、お母さ..
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2008年10月29日

絵本笑介「しっぽのはたらき」

しっぽのはたらき 「しっぽのはたらき」 川田 健 文 薮内 正幸 絵 かがくのとも傑作集 福音館 科学絵本を紹介します。「かがくえほん」て?とまだ幼稚園に通園していないお子さんのお母さんは耳慣れない言葉でしょう。幼稚園に入ると毎月「かがくのとも」を購入される方もいます。安くて薄いのに、中身はとてもいい!毎月出版される中から傑作集としてハードカバーのデビューが2・3年後にあったりします。この「しっぽのはたらき」もその一冊です。初刷りは1969年、もう「かがくのとも」は子ど..
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2008年10月22日

きんいろのとき ゆたかな秋のものがたり

きんいろのとき ゆたかな秋のものがたり 「きんいろのとき ゆたかな秋のものがたり」    ほるぷ出版
街にはハロウィン・グッズが飾られ、農業祭などもあちこちで開かれるころになりました。そんな季節に毎年手にとるのがこの絵本です。 きりぎりすが鳴き始めると「霜がおりるまであと6週間」という古くからのいい伝えがある農村が舞台。夏の終わりから11月の感謝祭までの季節の移り変わりが、人間たちの収穫やハロウィンや感謝祭、そして木々や小動物や鳥や虫たちの様子が、黄色を基調(反対色の青や赤・オレンジが効果的に使われ..
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2008年10月14日

ゆうたとさんぽする

ゆうたとさんぽする    「ゆうたと さんぽする」       きたやま ようこ作       あかね書房 ゆうたくんちのいばりいぬ2 主人公はゆうたくんちの犬“じんぺい”です。じんぺいはゆうたくんが大好きです。そして思うのです。「おれとおまえはなかよし」って。 うちの娘は、ちょっぴり犬が苦手です。 祖父母宅には柴犬の“ねね”がいるのですが、1人と1匹の思いは、ずーっとすれ違って早10年。“ねね”は子どもが大好きなので娘と遊びたい。絶対遊びたい。でも、娘はなるべく近..
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2008年10月10日

たんたんぼうや

たんたんぼうや   「たんたんぼうや」   かんざわとしこ 文    やぎゅうげんいちろう 絵   福音館書店 0.1.2えほん 『たんたんぼうやが/あるけば/たんたん』…で始まる、リズム感の良い赤ちゃん絵本です。 ”たんたんぼうや”の後からついて来るのはおさるにうさぎに…それからだれでしょう?ページをめくる度にわくわくしてきます。 意味なんてわからなくても良いし、神沢利子さんのリズミカルな文章と柳生源一郎さんのダイナミックな絵に読み手も心躍る本だと思います。..
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2008年09月05日

まんげつのよるまでまちなさい

まんげつのよるまでまちなさい  「まんげつのよるまでまちなさい」   マーガレット・ワイズ・ブラウン さく   ガース・ウイリアムズ え   まつおか・きょうこ やく   大きな栗の木の根方で、あらいぐまのぼうやがお母さんといっしょに暮らしていました。ある時、ぼうやは「よるをみたい」とお母さんに言いました。ところが暗い夜の危険を知っているお母さんは「まんげつになるまでまちなさい」と、すぐには許してくれませんでした。 新月から半月へ、そして満月になるまでの間、ぼうやは夜の世界に思いをめぐらし..
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2008年08月01日

ぞうのせなか

ぞうのせなか 「ぞうのせなか」   さく あきもとやすし   え  あみなかいずる   講談社 背中、という言葉には、親だったり、先輩だったり、師匠だったり、先生だったり、とにかく、人生の前を歩き、その道を示す、というイメージがある。背中の前には、もっと先を歩く背中があり、その前にも背中がある。 「ぞうのせなか」には、そんなことが書かれている。 お父さん象が、最初、何も言わずに、ただ息子ポッポの好奇心だけを刺激し、水のありか、食べ物のありか、危険なところ、一人ぼ..
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2008年07月28日

ああ、たいくつだ!

ああ、たいくつだ!  「ああ、たいくつだ!」   ピーター・スピアさく/松川真弓やく   評論社 「たいくつだ〜」「たいくつだ〜」って言っている兄弟が、お母さんに家から追い出されます。 そして、ガラクタだらけの倉庫で見つけた一枚のプロペラ。。。。 そのプロペラから、ムクムクワクワクと創作意欲がわいて。。。 二人は、家中の使えそうないろんなものを探してきてトンテンカンと熱中して、ついにとんでもなくすごいものを作り上げます。 二人が集めるものが、ぶっ飛んでいま..
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2008年07月16日

かぶとむしはどこ?

かぶとむしはどこ?  「かぶとむしはどこ?」    松岡達英 文・絵     福音館書店 昆虫の中でも、くわがたと人気を二分するかぶとむし。 その誕生から終末までを描いた科学絵本です。 この絵本の魅力は、なんといってもかぶとむしの絵(姿)のリアルさにあります。幼虫が腐葉土の下で徐々にさなぎに姿を変えさらに脱皮をしていく様子から、ついに地上に現れたその瞬間の姿。圧巻はかぶとむしがはねをひろげて飛ぶ姿を真正面からとらえた場面で、見開き2ページにわたり描かれた絵は迫力..
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2008年07月12日

ママ大好き

ママ大好き  「ママ大好き」   まど・みちお 文     ましま せつこ 絵 「ぞうさん、ぞうさん、おはなが長いのね〜」の歌で親しまれている詩人のまど・みちおさんが言葉をつけた絵本です。 ぶた、小鳥、ねこなど、いろんな動物のママと子どもたちのワンシーンが描かれています。 子どもを見るママのあたたかい目線がとてもよいです。 子どもたちも安心しきって甘えてる顔。 まどさんの言葉も一言ずつで、タッタと読めば短い絵本なんだけれど、どのぺージも、親子の目線..
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2008年07月05日

ひまわり

ひまわり 「ひまわり」         和歌山 静子 作     福音館 小さなたねが どんどこ、どんどこ 最初は小さなたね。曇りの日があったり、雨の日があったり、風が吹いたり、夜になったりと・・・。そして、太陽の光をたっぷりと浴びて、ひまわりはどんどん大きくなっていきます。そして、りっぱな花を咲かせます。 子育てってこんな感じです。 子どもをおひざの中に入れて、ゆったり気分で読んであげたい絵本です。
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2008年06月23日

わにわにのおふろ

わにわにのおふろ   「わにわにのおふろ」         小風さち 文       山口マオ 絵      福音館 主人公は“わにわに”って名前のわにです。 “わにわに”は、お風呂が大好きです。 お風呂の中で“わにわに”は、おもちゃで遊んだり、あぶくを飛ばしたり、歌を歌ったり・・・ うんうん、そうそう、お風呂の中って、そんなことしちゃうよね。 我が家の娘のお風呂でのお気に入りの遊びは、“ゆず”の運動会でした。 冬至の時に入る、ゆず湯の“ゆず”です。用意す..
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2008年06月15日

絵本笑介「ももたろう」その2

ももたろう松居 直 文 赤羽 末吉 画 福音館
さあ、ももたろうから鬼退治に出かけたいと言われたおじいさん・おばあさん、はいそうですか、いってらっしゃい!なんて簡単にストーリーを進めさせません。からすの登場もそうですし、ももたろうの頼みに心揺れるおじいさんおばあさんの会話も、この「ももたろう」では出発までの心理描写が丁寧です。だから“いざ出陣!”のももたろうの気持ちにストンと同化できます。 いぬとさるときじをお供にいよいよ鬼が島へ向かいます。 「うみをこえ、ゆくが..
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2008年06月07日

絵本笑介「ももたろう」その1

ももたろう松居 直 文 赤羽 末吉 画 福音館
誰もが知っている「ももたろう」。必ず良書に選ばれるこの「ももたろう」。 なぜこの「ももたろう」だけが有名になったのでしょうか?というのも「ももたろう」は「いない いない ばあ」並みに同名タイトルの出版が多い本です。 もし100円の「ももたろう」とこの千円の「ももたろう」とどっちを買ってあげたいと思いますか?給料日前の設定はやめましょう。 まず本にはデザート本と主食の本があることを説明します。 子どもに絵本を選..
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2008年05月19日

くわずにょうぼう

くわずにょうぼう「くわずにょうぼう」  稲田和子 再話  赤羽末吉 画  福音館書店
 「おらもにょうぼうがほしいなあ。よっくはたらいてめしをくわないにょうぼうがほしいもんだ」そんなよくばりの男のところに、望みどおりの娘が嫁に来ます。 ところがある日、蔵をのぞいて見たら米俵がごっそり無くなっています。 男が隠れて天井から女房の様子をのぞいてみると、なんと、女房は山ほどの握り飯を、髪をほどいた頭のてっぺんの大きな口に投げ入れて食べているではありませんか! おにばばの本性をあらわした女..
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2008年05月12日

みんな うんち

みんな うんち  みんな うんち  五味太郎 作  福音館書店  かがくのとも傑作集 大きなひらがな、単色使いで余計なもののない絵、文章も必要なだけ。 どれをとってもシンプルな絵本です。 シンプルなので幼い子どもから大きな子ども 果ては大人までもとりこにしてしまう、魅力的な絵本です。 様々な動物が、様々なうんちをする。 そしてうんちは誰もが行うこと。 それはなぜかと言えば、生物は食べずには生きていけないから。 うんちは恥ずかしいことでも笑うことでもな..
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2008年05月04日

だいじょうぶ だいじょうぶ

だいじょうぶ だいじょうぶ   だいじょうぶ だいじょうぶ   いとうひろし作・絵   講談社 街を歩いていて、おじいちゃんとお孫さんであろう小さな子どもが、お散歩しているのを見かけるととてもほほえましい気持ちになります。 この絵本の中に登場してくる小さな「ぼく」はおじいちゃんとの日々のお散歩の中で自然を知り、街を知り、どんどん成長していきます。 わくわくいっぱいの楽しい出会いもありますが時には、どきどきだらけの怖いことにも出会っていきます。 「ぼく」の心が不安であふ..
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2008年04月15日

ぜったいたべないからね

no-title   ぜったいたべないからね   ローレン・チャイルド作   木坂 涼 訳 さて、問題です。 1.えだみかん 2.あめだまみどり 3.まんげつぷちゅっと 上の1〜3は食べ物の名前です。一体何の食べ物でしょうか? この4月から新入学・新入園したお子さんがいるご家庭では、新鮮な喜びの中で不安もいっぱい、あわただしい時期を迎えていることでしょうね。 早寝早起きなどの生活リズムを整えて体調を崩さないようにしておきたいところです。 給食があるので、好き..
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2008年03月31日

絵本笑介「もこもこもこ」

もこ もこ もこ絵本笑介 「もこ もこ もこ」 谷川俊太郎 作 元永定正  絵 文研出版 こういう抽象的な絵と言葉の絵本って子どもには不向きじゃないかしら?って 思うかもしれませんが、それこそ大人側の勝手な思い込み。 この絵本を読み聞かせすると、1歳児の顔にふわ〜と暖かい表情がこぼれてきます。 子どもの想像力はこんな抽象画から始まるのかもしれません。 写実的な「くだもの」福音館、は現実と想像を結びつける役目をします。これも脳の発達には重要な働きかけをしてくれ..
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2008年03月11日

絵本笑介 「いない いない ばあ」 その3

いない いない ばあ「いない いない ばあ」 松谷みよ子 著 瀬川康男 絵 童心社
さて、「いない いない ばあ」の法則って何でしょう? 人間の脳は誕生後も成長を続けますが、手足が成長するのとは違い、感覚や記憶のための回路を形成していきます。つまり後天的に経験する脳への刺激が成長を促すわけです。 「いない いな〜い・・・」でお母さんの顔が隠されます。 「ばあ!」で笑顔のお母さんが見えます。 私たちの脳を考える部分は知的な問題解決を楽しむように、視覚システムには隠れ..
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2008年01月28日

おふろでちゃぷちゃぷ

おふろでちゃぷちゃぷ おふろでちゃぷちゃぷ いわさきちひろ え いわさきちひろの やわらかであたたかな絵。。。 小さな子のぷっくりしたおなかや手足が、どこかしら自分の子に似ている。。。そんな愛しさがわいてくる絵本です。 お風呂の中から「はやくおいで いっとうしょうは だあれ」と呼びかけるあひるちゃん。 「まってまって いまセーターぬいだとこ」と、服を一枚づつ脱いでいく男の子。 「はやくはやく」というあひるちゃんの声に励まされ、 まだおぼつかない小さい体と手..
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2008年01月23日

絵本笑介 「いない いない ばあ」 その2

いない いない ばあ「いない いない ばあ」 松谷みよ子 著 瀬川康男 絵 童心社
さて、前回に引き続き「いない いない ばあ」のお話。 小学校6年生が“のんちゃん”のページに疑問をもちました。なんでめくってばあ、しないのか? 彼は科学の本を読んでいたとき、その疑問にヒントを見出しました。 「植物の成長には4つの要素が必要である。太陽・土・水・・そして○○・・」 “ピカッ!”彼はのんちゃんの成長に当てはめて考えました。 さあ、○○がわかった方はいますか? 植物の成長に..
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2007年12月27日

絵本笑介 「いない いない ばあ」 その1

いない いない ばあ「いない いない ばあ」 松谷みよ子 著 瀬川康男 絵 童心社
誰だって知っている「いない いない ばあ」。 それもあの定番の絵本! 木村ゆういちの飛び出す「いない いない ばあ」だってあるのに・・・。 もう耳にたこができた!と思われたあなたに。 ちなみに「耳に胼胝ができた」という“胼胝”は、慣れて特に感じなくなること、と広辞苑にあります。「慣れ」は怖いですよお。感じなくなってしまうんですよ。こんなに30年以上読み継がれている良書の最高峰です。大人のみなさ..
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2007年12月20日

ヨセフのだいじなコート

ヨセフのだいじなコート ヨセフのだいじなコート シムズ・タバック 作 木坂 涼 訳 フレーベル館 すっかり寒くなりましたね。 いよいよ暖かい上着が必要だなあと我が家も押し入れからコートを出しました。 コートの季節がやってきました。 この本に出てくるヨセフさんもコートを持っていました。 でも、何年も大切に着ていたコートなのでしょうね。 古くなってあちらこちら擦り切れています。 さて、あなたならどうしますか? ヨセフさんはコートのまだきれいな部分を使って別..
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2007年12月09日

世界でいちばん やかましい音

世界でいちばんやかましい音「世界でいちばん やかましい音」 作:ベンジャミン・エルキン 訳:松岡享子 絵:太田大八 出版社:こぐま社 平積みの「世界でいちばんやかましい音」は、他の平積みの本と比べて小さいのに、とても目立っていました。外国のお話に、日本の絵本画家が絵を描く、というのはよくありますが、このお話を描く太田大八さんは、すばらしくこのお話の世界を表現しています。(原作は、アンディとライオンの作者、J・ドーハーティが絵を描いています) この本は、ガヤガヤ、という世界でいちばん..
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2007年12月04日

かみさまからのおくりもの

かみさまからのおくりもの 「かみさまからのおくりもの」 作者:ひぐち みちこ 出版社:こぐま社
「あかちゃんが うまれるとき かみさまは ひとりひとりの あかちゃんに おくりものをくださいます かみさまからの おくりものは てんしが はこんでくるのです」 それぞれのお母さんからうまれた5人の赤ちゃんに、天使が神様からのおくりものを届けにきます。 ほっぺのあかい赤ちゃんには、『よくわらう』というおくりもの。 よく泣く赤ちゃんには『うたが すき』というおくりもの。。。「あかちゃんは うたの..
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2007年10月30日

どうすればいいのかな?

どうすればいいのかな「どうすればいいのかな?」 文:わたなべしげお 絵:おおともやすお 出版社:福音館書店
くまくんがお出かけのしたくをしますが、シャツをはいたり、パンツをかぶったり、ぼうしをはいたりしてしまいます。そのたびに「どうすればいいのかな?」と考えて、ひとつひとつ正しく身につけていきます。 大人が「これはシャツです」「シャツは着るものです」と教えてしまうのではないのです。子どもが自ら試して、失敗して、考えて、学んで、うまくできるようになる。このプロセスの繰り返しが子どものも成..
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2007年10月29日

ラチとらいおん

ラチとライオン「ラチとらいおん」 文・絵:マレーク・ベロニカ 訳:とくながやすとも 出版社:福音館書店
このお話は、犬も怖い友達も怖いそんな弱虫な男の子ラチのところに、ポケットにはいるほどの小さな赤いらいおんがやってきます。らいおんはラチに強くなる体操を教えてくれます。ラチはどんどん強くなっていきます。らいおんの助けで怖さを乗り越え、ついにはらいおんの助けなしでもやっていけるようになるお話です。 この絵本は、縦16センチ横23センチの小型です。絵も単純で書架にあると見落とされてし..
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2007年10月26日

しろくまちゃんのほっとけーき

しろくまちゃんのほっとけーき「しろくまちゃんのほっとけーき」 作者:わかやまけん 出版社:こぐま
図書館でも貸し出しが多く、子どもたちに大人気の絵本のひとつです。ほっとけーきを作るための材料や準備を小さい子どもにもわかるように、子どもの目線にあった失敗や経験をふまえて描かれていています。そして見開きいっぱいに1枚のほっとけーきがふらいぱんの上で順番に焼かれて出来あがるまでの様子が12場面に連続で描かれています。 単純な線と色の絵なのにほっとけーきが焼けるいいにおいがぷーんとただよってくるような気..
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2007年10月25日

かいじゅうたちのいるところ

かいじゅうたちのいるところ「かいじゅうたちのいるところ」 作者:センダック 訳:神宮輝 出版社:冨山房
ある晩マックスは大暴れをしてお母さんに怒られ、夕食抜きで寝室に閉じ込められてしまいます。すると寝室に木が生え始め、波が打ち寄せて、船が運ばれてきました。マックスはその船に乗り込んで怪獣たちのいる世界に出かけます。そこで思いっきりいばって遊んだマックスは、やがて「優しい誰かさん」のもとに帰りたくなります。 子どもにだって不安もあればストレスもある。大好きなお母さんに反抗したい時だってある。そ..
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2007年10月23日

三びきのこぶた

三びきのこぶた「三びきのこぶた」 イギリス昔話 訳:瀬田貞二 絵:山田三郎 出版社:福音館書店
三びきのこぶたが、それぞれ、わら・木の枝・レンガで家を建てました。ところがおおかみがやってきてわらの家と木の枝の家を吹き飛ばすと、こぶたを食べてしまいす。けれどもレンガの家だけはいくらおおかみが吹いてもびくともしません。諦めきれないおおかみは、どうにかこぶたを食べようとかぶ畑やりんご畑に誘い出します・・・。 これは日本でも馴染みの深い、イギリスの昔話です。昔話は語りによって伝承されて..
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2007年10月19日

あくたれラルフ

あくたれラルフ「あくたれラルフ」 作:ジャック・ガントス 絵:ニコール・ルベール 出版社:福音館書店・童話館刊
 作者のジャック・ガントスは、最初子どもの本執筆するのにあたり、「子どもの本はかわいらしくて、やさしいものでなくてはならない」と、考えていたそうです。しかし、それは必ずしも正しくはなく、いくつかの失敗を重ねひどく気落ちしてしまいました。その時ガントスは、子どもの頃学校の先生が教えてくれたことを思い出しました。 「自分が知っていることについて書けばいいんだよ。」 ガント..
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2007年10月18日

チムとゆうかんなせんちょうさん

チムとゆうかんなせんちょうさん「チムとゆうかんなせんちょうさん」 作:エドワード・アーデイゾーニ   訳:瀬田貞二 出版社:福音館書店
ふなのりになりたくて仕方がなかったチムはある日チャンスを得て内緒で大きな船にのりこみます。船員や船長に見つかりますが船の仕事を一生懸命手伝ってみんなに認められます。ところが何日かして嵐にあい、船は今にも沈みそうという大変なことになります。船長とチムは船の最後を見届けようと決心しますが、いよいよ最後という時に救命ボートに助けられます。チムは船長に家まで送ってもらいお..
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2007年10月17日

ペレのあたらしいふく

ペレのあたらしいふく「ペレのあたらしいふく」 作者・絵:エルサ・ベスコフ 訳:おのでらゆりこ 出版社:福音館書店
 小さな男の子ペレは、小羊を一匹飼っています。ペレも小羊も大きくなりますが、ペレの服は小さくなるばかり。ペレは小さくなった服の代わりに、自分が大切に育てている小羊の毛を刈取り新しい服を作ることにします。     刈取った小羊の毛は、ペレが自分でできることと引き換えに、できないことは大人の手を借り、すかれ、糸に紡がれます。そして、自分で濃い青い色に染めた糸は布にされ、ペレの新..
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2007年10月16日

やさい

やさい「やさい」 作者:平山和子 出版社:福音館書店
 やや小型の版型の見開きいっぱいに描かれた野菜の絵。そこに「はたけで そだった だいこん。」「やおやさんに ならびました。ふとった だいこんですよ。」「はたけで そだった きゃべつ。」「やおやさんに ならびました。やわらかい きゃべつですよ。」・・・と添えられたシンプルな文章の繰り返しが、いろいろな野菜の畑で収穫を待つ様子と八百屋に並んだ姿をいきいきと描き出しています。  幼い子が、言葉やものの名前と、その実態を結びつけ..
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2007年10月12日

だるまちゃんとてんぐちゃん

だるまちゃんとてんぐちゃん「だるまちゃんとてんぐちゃん」 作者・絵:加古里子 出版社:福音館書店
ちいさいだるまちゃんは、ちいさいてんぐちゃんの持っているものが、どれもとってもいいものに見えます。てんぐちゃんのうちわ、ぼうし、はきもの・・・・。 だるまちゃんは、家に帰っては、だるまどんに「同じものが欲しいよう」とおねだりをします。それに怒りも叱りもせず、いつも応えてくれる、だるまどん。けれども、だるまどんが出してきてくれたものは、だるまちゃんが求めていたものと何か違う。じゃあ自分で考えてみよう..
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2007年10月11日

もこ もこもこ

もこ もこもこ「もこ もこもこ」 作者:谷川俊太郎 絵:元永定正 出版社:文研出版
「もこ もこもこ」は、不思議なことばのリズムを楽しむ絵本です。 「もこ もこもこ」「にょき にょきにょき」「ぱく」などたったこれだけなのに、なぜこんなに子どもたちを楽しませてくれるのでしょう。 擬音語と鮮やかなイラストだけで構成されています。生命力あふれる絵と選び抜かれたことばがぴったり合って、聞き手にことばのリズムの不思議な力を感じさせてくれます。 子どもは、この不思議な世界を何度も何度も楽..
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2007年10月10日

もりのなか

もりのなか「もりのなか」 作者・絵:マリー・ホール・エッツ 訳:まさきるりこ 出版社:福音館書店
 小さな男の子が紙の帽子をかぶり、“らっぱ”を持ってもりへ散歩に出かけました。らっぱの音を耳にしたいろいろな動物たちが次々に現れ、男の子のらっぱにあわせて、ほえるらいおん、鼻をならすぞう、うなるくま、たいこをたたくかんがるー、くちばしをならすこうのとり、手をたたきさけぶさるたちが一緒に散歩についてきます。みんなでもりのなかでお菓子を食べたり、ゲームをしたりして楽しいひとときを過..
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2007年10月09日

どろんここぶた

どろんここぶた「どろんここぶた」 作者:アーノルド・ローベル 訳:岸田衿子 出版社:文化出版局
お百姓さんのうちのこぶたは、やわらかーいどろんこの中にすわったまま沈んでいくのが何よりも何よりも好きでした。ところが、ある朝、お百姓のおばさんがおおそうじをして、うちじゅうぴかぴかになったけれど、こぶたの大切などろんこがなくなってしまいました。こぶたは怒って逃げ出して、どろんこをさがしに行きます。さて、こぶたはだいすきなどろんこを見つけられたでしょうか? 「お百姓さん夫婦」はやさし..
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2007年10月05日

ピーターラビットのおはなし

ピーターラビットのおなはなし「ピーターラビットのおはなし」 作者:ビアトリクス・ポター 出版社:福音館書店
世界中の子どもたちに愛され続けてきたこの絵本は、今から100年も前にイギリスで出版されたピーターラビットシリーズの最初の1冊です。普通の絵本と比べると、かなり小さいサイズで、エプロンのポケットにすっぽり入ってしまうような大きさですが、この中には誰もが一度はどこかで見たことがある世界的に有名なうさぎとその仲間たちの世界がひろがっています。そして、不思議なことに、洋服を着て私達人間と同じような生..
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2007年10月02日

しょうぼうじどうしゃ じぷた

しょうぼうじどうしゃじぷた「しょうぼうじどうしゃ じぷた」 作: 渡辺 茂男 絵: 山本 忠敬 出版社: 福音館書店
「じぷた」は、古いジープを改良した消防車です。「じぷた」のいる消防署には他に、はしご車の「のっぽくん」、高圧車の「ぱんぷくん」、救急車の「いちもくさん」がいますが、その3台が毎回大きい火事で活躍するのに対し、「じぷた」はいつも小さい火事しか任せてもらえず、他の車も「じぷた」のことをばかにしています。でもある日「じぷた」にしかできない大きな火事が起こり、そこで大活躍した「じぷた」..
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2007年10月01日

特集”読書の秋!図書館に行こう”

気候もだんだん秋らしくなってきました。ブログ「おすすめ図書」では”読書の秋!図書館へ行こう”と題しまして、おすすめ絵本の特集が始まりました。 市内の図書館より、子ども向けの絵本が紹介されます。 また絵本の紹介にくわえて、各図書館からのメッセージも掲載されます。 図書館では誰でも気軽に参加できる『おはなし会』や『えほんとわらべうたの会』などが開催されています。 読書の秋、親子で一緒に図書館に出かけてみませんか? ブログは、10月中、ほぼ毎日更新される予定です。..
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2007年09月09日

おつきさま こんばんは

おつきさまこんばんは おつきさま こんばんは  林 明子 福音館書店 もうすぐお月見ですね。 今回は、小さい子向けの「おつきさま」の絵本です(^^) 夏のはじめに、ママ友達が1歳の男の子(あー君)を連れて、我が家に遊びに来たことがありました。 私と友達はおしゃべりがしたくて、でもあー君はママにかまって欲しくてぐずり出して。。。 そしたらママが、バッグの中から『おつきさまこんばんは』の絵本を出しました。 ”読んであげるのかな”って思ったら、 ママが表紙で”いないい..
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2007年08月17日

杉山きょうだいのしゃぼんだまとあそぼう

杉山きょうだいのしゃぼんだまとあそぼう(かがくのとも傑作集) シャボン玉表紙  杉山 弘之 杉山 輝行 =文と構成   吉村 則人 =写真   平野 恵理子 =絵 しゃぼんだまと思いっきり遊んじゃおうという本です。 一学期の終わりに、小1の教室で読み聞かせをしました。 ページをめくるごとに子ども達の大歓声があがって、 ワクワクした気持ちでいっぱいになる本です。 しゃぼんだまだまと遊ぶ子どもたちの写真、躍動感のあることば、 そして しゃぼんだまの上手な吹き方や、輪っ..
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2007年07月20日

14ひきのせんたく

14匹のせんたく表紙 14ひきのせんたく いわむら かずお 童心社 小1の息子と図書館に行った時のこと。。。 絵本コーナーを見て回っていた息子が「コレおもしろいんだぜ〜♪」 と嬉しそうに持ってきたのがこの絵本です。 教室の本棚で読んだことがあるようで、早速、借りてきて一緒に読んでみました。うん、これは楽しい☆ 14匹のせんたくひらがなとカタカナのやさしい言葉で ページ下に一行ずつの文章。 絵の中には文字を入れないようにしてあるので 絵がとても美しく、魅力的です。 そしてペ..
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2007年07月13日

ももたろう

ももたろう表紙 ももたろう 瀬川康男・絵 松谷みよ子・文 フレーベル館 小さい子どもの世界で漫画やアニメが主流の今でも、松谷みよ子さんの本には、たくさんの子どもたちが出会っていると思う。 お母さんが、はじめての子どもにどんな本を読んであげたらいいかな、と思ったとき、本屋さんで自然に手に取る、「いないいないばあ」 ちょっと大きくなって、幼稚園に行く前に読んであげるやさしい昔話。 松谷みよ子、という名前は覚えられなくても、松谷みよこさんの本は、子どもたちが大きくなったとき、..
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2007年06月27日

おおきなかぶ

大きなかぶ おおきなかぶ ロシア民話 トルストイ再話 おじいさんがかぶをうえました。 「あまい あまいかぶになれ。おおきな おおきな かぶに なれ。」 あまい げんきのよい とてつもなく おおきい かぶができました。 うんとこしょ どっこいしょ ところが かぶは ぬけません。 誰もが知っているおおきなかぶのお話です。 私も毎晩、ねだられ暗記するくらいに読んだ覚えがあります。 小学校の教科書にも登場しています。 前回紹介した『そらいろのたね』も今回の『..
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2007年06月13日

しゅくだい

しゅくだい しゅくだい 宗正美子 原案 いもとようこ 文・絵 岩崎書店 もぐらのもぐの担任の先生が言いました。 『今日の宿題はだっこです。おうちの人にだっこしてもらってください』 それを聞いたクラスのみんなは、恥ずかしがったり、嫌がったり。 みんなの前では恥ずかしがっていたもぐくんでしたが、 どうやら急いでお家に帰ります。 ところで、もぐくんの家には最近赤ちゃんが生まれました。 もぐくんの家は今、赤ちゃん中心の生活が続いているみたい。 お兄ちゃんのもぐく..
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2007年05月28日

ふしぎなナイフ

ふしぎなナイフ ふしぎなナイフ 中村牧江/林 健造 作福田隆義 絵 福音館書店 どこのお家にもきっとあるテーブルナイフ。 固くて銀色に光っていて、食事のときに時々使いますよね。 でも、その一見普通のナイフが、 この絵本のなかでは、不思議なことになってしまうんです。 あっと言う間の短いお話ですが、ワクワクどきどきいっぱい。 クスッと笑ったり、びっくりして大笑いしたり。 この絵本は、読み聞かせでも大人気です! 子どもだけでなくおとなも一緒に楽しめますよ。 どうぞ、ア..
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2007年05月07日

となりのせきのますだくん

となりの増田くん となりのせきのますだくん  武田美穂 作・絵  ポプラ社 5月。子どもたちの中には新しいクラスや友だちにようやく慣れたという子もきっとたくさんいるでしょうね。 みほちゃんは1年生。 実は、ちょっと学校に行くのが嫌みたい。 朝、ベッドから起きる時、着替えて仕度をする時、家から出かける時、 おなかかが痛くなればいいのに。熱があればいいのに。 とずっと心の中で考えています。小さいなりに何かお悩みの様子です。 ところで、新しいクラスになって最..
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2007年04月09日

ラチとらいおん

ラチとライオン「ラチとらいおん」 マレーク・ベロニカ  ぶん・え  とくながやすもと  (福音館書店) 入園・入学・進級の時期ですね。子どもたちは、新しい生活に期待と楽しみと共に、不安な気持ちを抱くことも多いかと思います。そんな子どもたちにエールを送る気持ちをこめて、心と体を寄り添って、読んであげたい絵本です。 ラチは、世界中でいちばん弱虫な男の子。犬も、暗い部屋も、それから友達さえ怖いので、みんなと遊んでもらえません。 そんなラチの前に、ある日、小さな赤いらいおんがや..
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2007年03月23日

たろうのひっこし

たろうのひっこし たろうのひっこし 村山桂子 作 堀内誠一 絵 福音館書店 浜松市内の子どもたちは春休みですね。 大人は実はばたばたする時期なんですが、 一息ついて絵本でも読んでみませんか? ある日たろうは自分の部屋がほしくなりました。 お母さんに相談すると、渡されたのは一枚の古いじゅうたん。 「このじゅうたんをひろげたところが たろうのおへやよ」 自分のスペースがもらえたのでたろうは大喜びです。 さっそく階段の下にじゅうたんを敷きます。 しかしそこには窓があ..
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2007年02月22日

ゆき

yuki1.jpg ゆき ユリ・シュルヴィッツ作・絵 さくまゆみこ 訳 あすなろ書房  どんより灰色の町へ、灰色の空からひとひらの雪が、そしてもうひとひらと舞い降りてきます。わくわくした気持ちでいっぱいの男の子の「ゆきがふってるよ」に大人たちは「それがどうした」というような冷めた反応をし、ラジオもテレビも「ゆきはふらないでしょう」といいます。 yuki2.jpg でも「ちらちらおどって、くるくるまわって、ふわふわあそんで、ひらひらとんで・・・」雪は積もり男の子が信じていたように町中、銀世界に。 ..
posted by ぴっぴ at 06:03

2007年01月22日

てぶくろ

てぶくろ.jpgてぶくろ  ウクライナ民話 福音館  エウゲーニー・M・ラチョフ 絵  うちだりさこ 訳 おじいさんが落としていった 片方だけのてぶくろ。 ねずみ、かえる・・・。動物たちが次から次へと手袋の中へ。 もう、ぎゅうぎゅうづめです。 娘が授業の資料にするからと私のお手製の手袋を学校へ持って行きました。 幼稚園時代のしろものだからとても小さな手袋です。 「あの手袋ね。結構、ウケたよ」 「えっ、なんで?」 「みんなが小さい。入らないって言いながら無理やりは..
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2006年11月25日

サンタクロースってほんとにいるの?

サンタクロースってほんとにいるの サンタクロースってほんとにいるの?   てらおかいつこ 文 すぎうたはんも 絵    かがくのとも傑作集 福音館書店
11月も半ばを過ぎればクリスマスが待ち遠しく、大人も子どももうきうきする季節ですね。しかし現代は情報化社会。小学生にもなれば子どもたちは知ってしまうのです。誰がプレゼントをくれるのかということを… それでも、サンタは「いるよ」と答えてくれるのがこの絵本です。 子と親の一問一答でページが進みますが、子どもの質問がなかなか鋭いのです。うっ..
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2006年11月19日

いっぽんばし わたる

「いっぽんばし わたる」五味太郎 絵本館 いっぽんばしわたる.jpg いっぽんばしを渡って行くのは、誰かしら? 大きいの、小さいの。え!?あんなものまで・・・ 「次は、何かな?」ってちょっぴりワクワク。そして、クスクス。 そんなお話です。 小学校の朝の読み聞かせで、いろんな学年で読んでみて、一番ウケたのは、なんと、4年生でした。それも男子。これはちょっと意外でした。 一つ長めのお話の後にこの絵本を読むのですが、それまで窓際に立っていた子や隣の子とおしゃべりをしていた子がこちらを見てそ..
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2006年11月14日

さんぽのしるし

「さんぽのしるし」五味太郎 福音館 さんぽのしるし.jpg うさぎのしるしのおうちから うさぎさんは おでかけ。 すると、何かの“しるし”が・・・。 あれあれ!?次から次へと“しるし”。 どんどん歩いて、おっと・・・うさぎさんはどこへ行くのかな? 娘が、まだ小さかった頃、夜のネンネの前に絵本の読み聞かせをするのが毎日の日課。私自身、本を読むことが好きなので図書館を利用しながらいろいろと絵本を用意しました。 が・・・ 1歳6か月頃、娘はかなりのつわものだった。1冊の本は最低5..
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2006年08月29日

「サンドイッチつくろう」

「サンドイッチつくろう」  さとうわきこ 作 かがくのとも傑作集 福音館書店 サンドイッチつくろう 夏休みも終わりましたが、子どもと一緒の思い出を作りそびれちゃったなんてお宅があればぜひ、今度の週末にサンドイッチづくりなどいかがですか? そんなサンドイッチ作りのテキストにおすすめしたいのがこの絵本です。 たくさんの卵、冷蔵庫の中のきゅうり、レタス、にんじん… 様々な材料を見つけた子どもたちがサンドイッチを作ることに決めます。 そして子どもたちはパンにはさむ具を作っていきます。 ..
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2006年07月22日

教室はまちがうところだ

教室はまちがうところだ  蒔田晋治・作 長谷川知子・絵 子どもの未来社 教室はまちがうところだ 「あ、この詩知ってる、へー絵本になったの」 私が自分の子どもの小学校へこの本を抱えて行ったとき、やさしくて、いつもきちんと、子供とも、親とも向き合ってくれている先生がうれしそうに言いました。 教室はまちがうところなんだから、まちがった意見を言ってもいいんだよ、それを聞いて笑ったりしちゃいけないよ、みんなでいろんな答えを出して、みんなで伸びていくんだよ、なんどもなんどもまちがっているうちに..
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2006年07月12日

はじめてのキャンプ

はじめてのキャンプ1JPG.jpg 「はじめてのキャンプ」林明子 作・絵/福音館書店  小さいのに大きい子といっしょにキャンプに参加し、とってもがんばったなおちゃんのお話です。うんとがんばって、だんだん仲間として認めてもらえていくうれしさ、何だか1人前になったような自信に満ちた表情。でも、それは、自然に手をさしのべてくれるみんなの手助けがあってのことなんですけどね。 それでいいんです。みんなそうやって大きくなっていくんですもの。  家族と離れて生活するということは、家族以外の誰かに命を預けると..
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2006年05月17日

せかいいち うつくしい ぼくの村

せかいいち うつくしい ぼくの村    小林 豊  ポプラ社 sekai.jpg 手元に置きたい、と思った本はたくさんありますが、この本も、そんな一冊です。この本には、平和な村の豊かでやさしい一日が、色鮮やかに描かれています。 村は、収穫の時期なのです。 豊かに実った果実を、市場に売りに行く親子。その実りに感謝して、果物が売れたお金でまっしろい羊を買い、親子の未来は広がっていきます。 でも、うつくしいこの村は、アフガニスタンにありました。 お話の中でも、ところどころ戦争が..
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2006年04月08日

まだ春なのに・・ピーター・スピアの夏の絵本のご紹介

「なつのそら」     ピーター・スピア
福音館書店(こどものとも)

夏の空3日々を忙しく過ごしていると、空を眺めるひとときというのはなかなかあるようでないものですね。でも子育ての時期というのは、仕事をしているときとちがって時間の流れ方がゆっくりしているように感じました。
こどもがいればなにもかも大人の都合どうりにはいかないし、こどもが育つのには「こども時間」に合わせないといけない時ってあるのでしょうか。あせって早く早く、と子どもをせきたてつつも時にはよく空を眺めては親子で楽しんで..
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2006年03月14日

ねずみのでんしゃ

幼稚園や、小学校へ入る子どもたちに、ぜひ読んであげたい本を紹介します。

ねずみの電車

作・山下明生 ― 絵・いわむらかずお ひさかたチャイルド

 はじめての集団生活って、ちょっと不安ですよね。この本に出てくる、七つ子のねずみたちも、明日から学校へ行く夜になって、不安が一気に爆発します。そこで困ったねずみたちのお母さんが、毛糸で、学校まで線路を引くのです。
 子供って、電車ごっこが好きですよね。このねずみたちも、毛糸の線路の上を、「ちゅー ちゅー ごーごーねずみの でんしゃだはやいぞ はや..

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2006年02月21日

〜春の訪れを待ちながら〜

  立春を過ぎたのに、まだまだ寒さが厳しく、あたたかな春がほんとうに待ち遠しいこの季節に、
次の3冊などいかがでしょう?

1)「はなをくんくん」
 
 ルース・クラウス/作  きじま はじめ/訳
 マーク・サイモント/絵 福音館書店
はなをくんくん1 はなをくんくん2


 冬眠していた動物たちが順に目を覚まし、雪深い森の中を鼻をくんくんさせて駆けていきます。そして「みんなぴたり。みんなとまった」そこで動物たちが見つけたものは?おおぜいの動物たちの輪の真ん中に小さなお花がひとつ。この場面にしか出てこない一輪..

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2006年01月11日

十二支のはじまり

十二支のはじまり1長谷川摂子/文 山口マオ/絵
岩波書店

年賀状を前にすると、
「ああ、今年はそういえば酉年だったなあ…来年は…」
なんて思い出す干支。
干支のこと、どのくらい知ってますか?
ただ子どもに、「あなたはいのししよ」って言っているなら、お正月にぜひこの本をお勧めします。
「ももたろう」や「一寸法師」と同じように、言い伝え、なので、同じ内容の本がいろいろ出ているんですが、この長谷川摂子さんの文章は、語り口が昔話風で、読みやすいんです。届いた年賀状を眺めながらお子さんとお話しするのに、ぴったりな..

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2005年12月23日

クリスマスまであと九日  セシのポサダの日

セシのポサダの日

マリー・ホール・エッツ&アウロラ・ラバスティダ作
メキシコのクリスマスのお話です。メキシコって、そうあのアメリカ合衆国の南に位置する国です。当然、となかいも雪ももみの木もでてきません。題名のセシというのはちいさな、女の子の名前です。ポサダというのはメキシコのクリスマスの特別なパーティのこと。メキシコでは地域ごとにクリスマスの前九日間、毎晩ちがう家でこのポサダを開いておとなもこどもも楽しむのだそうです。ちいさなおんなのこのセシはある日、おかあさんからセシのためのポサダをし..

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2005年12月22日

原田 雅子さん

プロフィール

 浜松市内のクリニック内カウンセリングルームや産業相談室に勤務。3人の子ども達の幼い時期に子どもの本の持つ「子育て力」に気づいた。子育てに悩むお母さん達に親子がともに楽しめる絵本の読み聞かせをおすすめしている。

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2005年12月21日

子どもと楽しむクリスマスの本

「子うさぎましろのお話」ささきたづ文 みよしせきや絵 ポプラ社
「こうさぎのクリスマス」松野正子作 荻太郎絵 福音館書店
「サンタ・クロースからの手紙」J.R.R.トールキン作 せたていじ訳 評論社

 今振り返ってみると、子育て中ってなんて子どもからたくさんのたのしみを分けてもらっていたんだろうと思います。遊具もろくにない公園でも子どもと一緒だといろいろな発見があるし、ディズニーランドだって子どもと一緒がたのしい、でも、一番楽しかったのはやはりクリスマスですね。
今年のサンタさん..

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2005年10月03日

村上節子さん (ものがたり文化の会)

プロフィール

 1947年 静岡県袋井市生まれ
 1971年から10年間物語の表現による子どもの英語自然習得活動を指導。子どもたちのお話の世界を広げるのに熱心な時代だったので、家庭文庫(当時はオーロラ文庫と呼んでいた)を開き、セミナー委員として、ストーリー・テリングなどの講座にも進んで参加していた。初めて覚えたのは「3枚のおふだ」と「猫の王」。また「子どもの本の世界―300年の歩み−」(ヒューリマン)「児童文学論」(L・H・スミス)「本・子ども・大人」(ポール・アザール)「五..

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2005年10月03日

いたずらきかんしゃちゅうちゅう

文・え バージニア・リー・バートン  訳 むらおかはなこ

いたずら機関車1この一冊を選ぶということはとても難しい。とても優れたいい本といわれるものでも、この子の今にぴったりのものはと思うと・・・ また、今だけ楽しめればというものでもない。男の子、女の子だから、3歳だから、でもないし、個性、環境・・・挙げていくと切がない。それでも、一生のうちに一度は通ってほしい世界はあると思う。それもできれば子ども時代に。

ほとんどを新しい本(新刊本という意味ではない)が占めている文庫の本棚の隅に色あせて..

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2005年09月28日

まいごになったぞう

まだ字が読めない子が好きになる本

てらむらてるお文・むらかみつとむ絵 偕成社

まいごになったぞう

絵本とか童話を買うのは、子どもではなく、大人だ。
一応子どもに選ばせたとしても、大人が見て、「これならいいわ」なんて思った本。
もちろん、本を買うお金は子どもが働いて得たお金ではないし、入園前の子どもに、優良図書の選定眼は期待できないし、絵本って結構高いから、どれもこれも買うことなんてできないし…、それは大人の理由としては仕方がないことかもしれない。

でも、大人が選ぶ本が、子どもが好きな本かと..

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2005年08月09日

「コッコさんのともだち」  片山 健 作  福音館書店

絵本に教えてもらった「成長する子ども」
kokko1こどもって、「いつのまに成長したの!」って思うときがありませんか。「育てた」というより、まさに親の知らない間に「成長したんだ!」って、思わずうるうるしてしまうときが。我が子に重ねあわせて、それをいとおしいくらい感じさせてくれるのが「コッコさんシリーズ」です。 よく、「こどもを“育てる”なんていうのはおこがましい。こどもは“自分で育つ”んだ」という人がいますが、私はとてもそんな気分にはなれませんでした。少なくとも6歳くらいまでは..
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2005年07月09日

ねずみのアナトール(文研出版)

タイタス さく / たがやたえこ やく / はまだみちこ え

ねずみのアナトール 前回、私が書いた「まほうのあめだま」は、佼成出版から出版されている。
 なぜこんな書き出しかというと、今日ご紹介する「ねずみのアナトール」が、私としては、文研出版のものでなくてはならないから。他の出版社のものは、絵が原作のままらしいのだが、この「ねずみのアナトール」の『はまだみちこ』さんの絵が、まさに、トレビアン!(すばらしい!)
 子どもだった私は、出てくるチーズの絵を見て、思わずチーズ好きになってしまい、フラン..
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2005年06月12日

まほうのあめだま 安房直子/いもとようこ

今月は、児童文学者の池川恵子さんからのお薦めの本です。池川さんは浜松市出身の童話作家として活躍されています。素敵な本をいろいろ紹介してくださるとのこと、楽しみですね! →池川恵子さんからのメッセージ
* * * * * *
29b09012.jpg 「まほう」「あめだま」この二つのキーワードが入ったタイトルを聞いただけで、子どもたちは興味津々。今は亡き、安房直子さんの作品。  引っ越すことになって、今まで飼っていたネコ、チローを、おかしやさんのおばあさんにもらってもらうと..
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2005年06月12日

童話作家 池川恵子さんからのメッセージ

海辺のボタン工場はじめまして。池川恵子と申します。これから不定期で、おすすめの児童書・絵本をご紹介させていただきますので、どうぞよろしくお願いいたします。ところで…。先日東京で、私が所属している日本児童文学者協会で、会員の集いがありました。普段浜松にいて、ただ黙々とパソコンに向かったり、本を読むぐらいしか創作とふれあうことがない自分にとって、こういう会は、情報を仕入れるチャンスです。ベテランの方々もいらっしゃるし、ジャンルが違うたくさんの人と知り合うのは刺激になります。 その日、創作について..

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2005年03月14日

「おやすみなさいフランシス」

ラッセル・ホーバン文 ガース・ウイリアムズ絵 松岡享子訳 福音館書店 おやすみなさいフランシス、他絵本は育児書  こどもって、早く眠ってほしいときに限って、なかなか寝てくれませんね。親が眠らせようとやっきになると、こどもはますます目がさえて、仕方なく「えいっ、とことんつきあうぞ!」と親が気持ちを切り替えたとたん、こどもはすやすや…我が家もこんなことの繰り返しでした。  古今東西、親たちはこどもを眠らせることによほど苦労したらしく、絵本にも物語にも、こどもを寝かせる場面がよく登場します。 ..
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2005年03月14日

辰巳なお子さん(浜松市立中央図書館 館長)

709ebba6.jpeg私は約30年間、公私共に子どもの本に携わってきました。昭和48年、希望がかなって図書館で働くことになりましたが、当時はまだ児童サービスは図書館の業務のなかで重視されていませんでしたし、私も特別関心があったわけではありません。 私が子どもの本に興味を持ったのは偶然でした。1年目も終わるころ、児童室担当の職員が産休に入ったため、半日だけ代理で児童室を任せられたことがきっかけでした。小さい時から本が大好きで、小学校、中学と学校の図書室にある本は片っ端から読んだつもりでした。当..
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